フェラチオテクニック
最近、私の彼氏はフェラチオばかり求めてくる。
「陽子のフェラチオテクニックがすごすぎなんだって。」
「もうプロっていうか、神レベルだよね。むしろ、フェラチオマスター?」
これまで付き合った男性にも、フェラチオが上手いっていわれることはあった。
なんていうか、どんなことでも真剣にがんばれば、それなりに上達できるわけで。
一時期、熱心にフェラチオの技術について研究したせいで、私はちょっとばかり、フェラチオが上手くなりすぎたようだ。
最初はフェラチオして気持ちいいと喜ばれたら、私も嬉しかった。
でも、フェラチオって、あくまでもセックスの前戯の一環じゃないかな!?
彼女にフェラチオさせて、口内発射して、満足そうに先にすやすやと寝るってどういうことよ?
だいたい、口内発射って精液がまずいし、のどがいつまでもヘンな感じになるし、イヤなんだよね。
口内発射された精液を飲むのも、あんまり好きじゃないし。
まともにセックスする回数より、フェラチオの回数の方がはるかに多くなって、私は彼氏との関係を考えるようになった。
フェラチオしたら、口内発射するまで許してもらえないし、口内発射が終わったら、セックスしないで、さっさと寝てしまう。
そりゃ、日に何回も射精できるほど若くないのはわかってるけど・・・。
だったら、口内発射しないで、ほどほどのところで、フェラチオやめたらいいじゃん。
「フェラチオとセックス、どっちが気持ちいいの?」
って質問したら、うーんうーんと長考した後、
「別物かな。フェラチオの気持ちよさとセックスの気持ちよさは別って感じ。」
と答えやがった。
じゃあ、結果から考えて、フェラチオの方が気持ちいいかフェラチオの方がラクでいいってことじゃない。
ごろーんと寝そべって、フェラチオされるだけなら、何もしなくていいもんね。
もうこうなったら、この人並み以上のフェラチオテクニックを活かして、風俗で働こうかしら。
なんか仕事だと思ったら、口内発射もがまんできそう。
彼氏への愛情が冷めてしまったのか、私は私のフェラチオ技術をタダで堪能させるのがもったいなくなってきた。
自分のフェラチオ技術がどこまで通用するのか試してみたかったし。
私は人妻でもないのに、人妻ヘルスで働き始めた。
男の人のちんぽって、本当に大きさも形も色も個人差がある。
あんまり大きいとしゃぶりづらくてイヤだけど、男の人的には自慢らしくて、やたら自信ありげ。
「入れたかったら、おまんこに入れてやってもいいんだぞ。」
とかしつこくいわれて、
「ウチ、本番禁止ですから~。」
って何度も断るのも、ダルい。
ちんぽが大きい人って、たいていセックス下手なんだよね。
風俗で働くにあたって、彼氏とは別れた。
料理とフェラチオ上手の彼女と別れるのは惜しかったらしくて、かなりごねられたけど、
「あんまりフェラチオテクニックがプロ並みだってほめてくれるから、本当にプロで通用するか試してみたくなったの。」
っていったら、何もいえなくなったみたい。
私のフェラチオテクニックは、プロでもまあまあ通用した。
でも、どっちかというとフェラチオが上手ってことより、ルックスがかわいいとかおっぱいが大きいとか、話してて楽しいみたいな方がポイントが高いみたい。
別に、どんな男も瞬殺できるくらいフェラチオを極めたいって思ってるわけじゃないし。
口内発射されるのもやっぱりイヤだし、そろそろ辞めちゃおうかな。
私は風俗勤めを辞めて、ごくごく地味な事務の仕事についた。
空しくなるくらいお給料は安いけど、好きでもない男の精液を口内発射されない分、ストレスはたまらない。
新しい職場で出会った彼氏もできた。
今度の彼氏の学には、今までの教訓をいかして、実力の10分の1以下でフェラチオすることにしている。
それでも、学は気持ちいいっていってくれるし、本気でフェラチオしない分、私もラクだ。
それに、学はフェラチオ「だけ」してくれなんていわないし、口内発射もしないから、セックスが多少下手でも十分、私は満足してた。
ある日、仕事の帰りに二人でごはんを食べに行ったら、ばったり元彼に会ってしまった。
元彼は学をにらみつけながら、
「陽子はフェラチオ、プロ並みに上手いでしょ。今はどうか知りませんけど、風俗で働きたいって俺と別れたんですよ。」
「わざわざどうも。知ってますからお気づかいなく。」
悔しそうに元彼が立ち去ると、私は学に、
「知ってたの?」
ときいてしまった。
「俺、陽子のお客さんになったことあるよ。確かに、フェラチオ上手だよね。」
にっこりと笑った学は、本当に私が風俗で働いていたことを気にしてないみたいだったのに、その夜のセックスはやたらと激しかった。
「もう許して。」
っていっても、おまんこに入れた指を抜いてくれない。
「あんまりセックス上手だと引くかなーって、抑えてたんだけど、もういいよね。」
私は学の指テクだけで、失神しそうなくらいイかされた。
挿入した後の動きも、いつもとは全然違って、あえぎ声が止まらなかった。
こんなにセックスが上手だなんて、AV男優でもやっていたのかと学の過去が気になったけど、きけなかった。
私ばっかりイかされて、あえがされるのが悔しいから、私も本気でフェラチオして、学を口内射精させようとしてみる。
どんなにがんばってフェラチオしても、学は口内発射してくれない。
口内発射させられないと、負けず嫌いの私としては、意地でも口内発射させたくなる。
私はまたフェラチオ技術を磨くことにした。
そんなわけで、元彼に会ってからというもの、私達の性生活はこってりと充実している。